多分今年最後の更新です。年が変わる前に投稿出来て良かった…良かった…。
宣言通り、「君が死ぬまでの話。」続編、全話一挙投稿しました。以前本編宣伝回を読んだ方ならご存じと思いますが、予告通りの内容となっております。
具体的には現代で小とりが『混沌』と戦ったり、異世界転生した彼方が魔王討伐に行ったりします。彼方視点での物語を書いた事により彼女のメンタルが激つよである事が判明しました。どっちもシリアス要素はある筈なのに、現代がドシリアスで進むのに対して転生先は明るくわちゃわちゃしたストーリーになっています。温度差で風邪引きそうになりました。
さて、ここからは盛大にネタバレ要素を含むので、先に作品を読了ください。本編より長いのでお時間は用意してください。
続編「君が死んでからの話」↓
https://ncode.syosetu.com/n6961hj/
ついでに本編「君が死ぬまでの話。」↓
https://ncode.syosetu.com/n5832gz/
では、読んでいただいた事前提で裏話をしていきましょう。
このシリーズは、自分の中では「愛猫への気持ち整理小説」という立ち位置のものでした。猫の先が長くない事を知って、覚悟を決める為に書いた本編。猫が死んで、ショックから立ち直る為に書いた続編。故にこれ以上続く事はないので、この世界線における設定の全てを出し切ろうとした、結果が続編の超長文です。
本作の世界観としては、所謂神の立場に位置する「七次元の研究者」と、四次元に存在する複数の異世界という構成要素が基本になっています。
現代では七次元の研究者が作ったキメラ、『混沌』により人類が危機に晒され、また同じく『混沌』により人々が『ギフト』、魔法の力に目覚め戦う、という盛大なマッチポンプが行われています。
一方の転生先では、現代の『混沌』にあたる魔物、ドラゴン達が数千年前から生息し、その力を全土に広げている事により全ての人類が魔法を使う事が出来ます。更に魔力慣れしているおかげで魔法による反動を受けにくいので、現代の『ギフト』以上の力、『詠唱』による大魔法、極大魔法を使う事も出来ます。この詠唱はドラゴン達が口伝で広めたものなので、現代でもやろうと思えば同じ力は使えますがそちらには無い技術となっています。
両方の世界で共通なのが魔法の属性。人が使う事が出来るのは光、火、水、風、地の五属性、闇属性は存在しますが『混沌』や魔物のみが持ちます。転生先では光から他の四属性が派生したと伝承にあります。
異世界における歴史ですが、
三千年前、魔物のポイ捨てが始まる。
二千四百年前、光の一族と人間の交流が始まる。
二千二百年前、光の神殿建築。
二千年前、人間と闇の魔物の戦争が終結、領土確定。
千九百年前、暴虐竜の息子誕生。
千八百年前、魔物軍の残党殲滅。
千二百年前、黒いドラゴン誕生。
千年前、黒いドラゴン、森に住み着く。
くらいの設定になっています。ドラゴン基準だと単位が凄い。まあふわっと把握しておけば問題ない情報なので。
世界観設定の捕捉はこれくらいで、後は作中で読めばわかってもらえる…と思うので。
ここからは好き勝手にあとがきを。
猫がいなくなった喪失感を綴ろう、と始めたのですが、ストーリーがどたばたしすぎて入れられたのは最初だけでしたね。でも、カナタ側の明るい話を書いている間に大分元気付けられ、今ではすっかり立ち直る事が出来ております。良いリハビリになりました。結末には、またどこかで愛猫と会えたらいいなあという願望を込めてあります。まだまだ先の話になるかもしれませんが、そんな希望を胸に生きていきたいです。
作中お気に入りキャラは断トツでヒカドラさん。可愛い。喋りだけで怖くないドラゴンを意識したらあまりにも可愛いお方になりました。今度お塩も持って行ってあげたいです。そして翼をもふもふしたい。
そういえばドラゴンデザインは何となくで決めていたのですが、出来上がってから魔王が完全にリザードンだなって思いました。カッコいいですよねリザードン。
大体書く事書いたと思うので、最後にイメージイラストを載せて、終わりにしたいと思います。
来年最初の更新内容は未定です。マイクラか黒薔薇の報告が出来ればいいなあと思っています。
皆様、良い年末年始をお過ごしくださいませ。
では、また(・ω・)ノシ