今年ラスト投稿を更新しました、前回の挨拶を思い出すと恥ずかちい(;^ω^)
年末年始のお出かけに向けて準備しようとしたら躓いた事があったので、あっちこっち調べた内容を記事にまとめようと思い立った次第であります。
苦労させられた事象はメモ代わりに記事にするのが恒例になってきましたね。
今回は「カーナビにSDカードで曲を追加する」というだけの事にあれこれ悩まされた話です。ググったところ同様の現象に悩んだ方が結構いる様なので一つの参考になればと思います。
我が家のカーナビはパイオニア株式会社製「carrozzeria AVIC-MRZ09」、中古で買った車に付いてきたものです。激古なのでCDを直接入れるとデータが無くほとんどがNoTitleと表示される代物です。はい、ここで一つポイントメモ。
・カーナビにCDを入れてもタイトルが表示されない理由
カーナビは内部のデータベースを元にCDのタイトルを検索、表示するそうです。つまりカーナビの発売時に存在していないCDのデータは無い、カーナビ的には「知らないCD」になるので、「NO TITLE」と表示されてしまうのです。
手動でデータベースを追加する事でこの問題は解消されますが、カーナビの入力しづらい操作で何とかするよりもPCでSDカードに入れて情報入力した方が断然早いと思います。
話を戻しまして、今回自分は「ネット上で拾った曲」と「手元にあるCDから取り込んだ曲」をSDカードにがさがさっと突っ込み、車に戻しました。
すると、ネットで拾った曲は正常に表示されているもののCD音源は一つも表示されない、という状況に。この時点で盛大なやらかしが発生している事はお分りでしょう。
やらかし内容・CD音源の取り込み方を間違えた。
普通の外部ドライバのフォルダから直接コピーして取り込みました。音源のチェックとかもしていませんでした。CD音源って、直接コピーだと複製出来ないんですね。この状態だといろいろと(複製防止機能とか)カバーがかかっているみたいで表示されなかった模様。
という訳で、
・CDをPCに取り込む正しい手順
1、ディスクドライバにCDをセット。
2、(Windowsの場合)WindowsMediaPlayerを起動。スタートからのWindowsアクセサリ内にあり。
3、CDを認識したら「CDの取り込み」を選択。この際「取り込んだ音楽にコピー防止を追加しない」にチェック。
著作権の責任を理解してなんちゃらにチェックするとOKボタンが押せるようになるので、押したら取り込み開始。
4、取り込みが終わるまで放置。
MediaPlayerが見つけにくい場所にあるので、この手順忘れるなよ自分、忘れるなよ、と言い聞かせておくのがこの記事のメイン目的です。
因みに、外付けCD/DVDドライバを使用しているのですが、ほぼ新品なのにディスクイジェクト出来ない(蓋が開かない)事がしばしば。考えられる原因をメモしておきます。
・CD/DVDドライバが開かない時の対策
・PCのバッテリーは十分ですか? PCから電源を貰って起動しているドライバの場合、充電が足りないと動かない事があります。PCをコンセントに繋いで充電状態にしてからイジェクトボタンを押してみましょう。自分はこれで1回は解決しました。
・室内の気温は十分ですか? ドライバにもPCにも使用時の適性気温があります。あまりにも低温、高温の場合正常に動いてくれない事があります。自分も部屋のストーブを点けたら解決しました。東北あるあるかもしれません。
・平らな場所に置いていますか? でこぼこした場所だと歪みが生じて開かなくなっている可能性があります。故障の原因にもなるので水平を保って使いましょう。
・アプリ側から取り出し機能を使ってみましょう。ドライバ側に問題がある場合これで動く可能性があります。
・CD、DVDの読み込み中ではありませんか? 他のアプリによって中のディスクが使用中であるとロックがかかる為開閉が出来なくなります。使用中はドライバが点灯するなどサインが出ていると思うので確認しましょう。また、アプリ側に問題がある場合、使用中のアプリを閉じる事でイジェクト出来る様になる可能性もあります。
この下からは中のディスクやドライバ本体が傷付いてしまうリスクがある方法ですので、緊急時のみお試しください。
・PCを再起動する。ドライバの説明書にディスクを入れたままPCをシャットダウンすると傷が付く可能性が~との説明があったので多少のリスクはありますが、非常時には仕方ありません。ソフトに何かしらの異常が出ている場合はこの方法で動くようになるそうです。
・強制イジェクトボタンを押す。大抵のドライバには針でしか押せない様な小さな穴(の奥にボタン)が付いています。これが強制イジェクトボタンです。詳しい場所は説明書をお読みください。その名の通り強制的にドライバを開く事が出来ますが、当然中のディスクが破損する恐れがあるので気を付けましょう。
・修理に出す。考え得る限りの方法を試して、それでも駄目だった場合は中でディスクが曲がっていたり、異物が引っかかっていたりという可能性が考えられます。諦めて修理に出しましょう。
では、いよいよカーナビに入れる為の準備を開始します。まずは取り扱い説明書を用意しましょう。
・フォルダ構成の確認
カーナビによって何層目に曲を入れる、というルールが決まっています。その通りになっているか確認しましょう。大体は「歌手名フォルダ」中に「CD名フォルダ」中に「曲」の三層構造みたいですね。
・曲数の確認
カーナビによって認識出来る曲数の上限が決まっています。超えていないか確認しましょう。
・ファイル形式の確認
カーナビは認識出来るファイル形式が決まっています。うっかり変なファイル形式になっていたりしないか確認しましょう。mp3なら大体大丈夫です。因みに、認識可能ファイルが一つも入っていない場合はフォルダごと表示されなくなります。
・タイトルの文字数制限等々
これは自分の場合関係なかったので細字のままで。フォルダ、曲名共に表示できる文字数制限があり、それを越えているとエラーが出る可能性があるそうです。そんな事言われても公式が長かったらどうしようもないですよねえ…。
さて、無事に曲は取り込めましたか? 全ての曲が無事に表示されたとして、ここで一つ新しい問題にぶつかると思います。
・PCで表示された曲順と違う
カーナビはディレクトリエントリ順(フォルダに入れた順番)で表示、再生するそうです。一曲ずつ移動すれば思った順番になりますが、まとめてコピーだと読み込み順でタイトル、トラック順と前後してしまう事も。でもそんなの面倒くさいですよね。
そこで便利なのが「UMSSort」というフリーソフト。SDカードやUSB内のエントリ順を好きに入れ替える事が出来るソフトです。
配布元サイト様ページのリンク↓
zipファイルがダウンロードされるので展開してから中のソフトをお使いください。
このソフトは曲の並べ替えだけではなくフォルダ(アルバム)の順番も変えられるので、名前順ではなくお好みの演奏順に並べて楽しめます。用途は限られていますが他にない、インターフェースもシンプルで使いやすい便利ソフトです。
・ネットで拾った曲とCDで取り込んだ曲のレベル(音量)を揃えたい
曲によって音量が変わって聞きづらい、という事もあると思います。音量を変えられるソフト、サイトは幾つもありますが、その中でおすすめを一つ紹介させて頂きます。
「MP3Gain」というWindows用のフリーソフトです。こちらは音量を上げてエンコードし直す、のではなく「スケールファクターを書き換える」という作業を行う事で音質を劣化させる事なく音量だけを上げる事が出来るそうです。
ダウンロードサイトリンク↓
日本語化して使うにはダウンロードの時に「Language files」にチェック。
起動して最初文字化けしているかもしれません(自分はそうでした)が、一番上の欄の左から5番目(右から2番目)がメニューなのでそこをクリック、言語設定が出るので「Japanese」を選択すると綺麗な日本語になります。ソフトがおかしくなっている訳ではないので安心してください。
このソフトの親戚でMac OS、Linuxでも使用できる「QMP3Gain」というソフトもあります。こちらは寄付歓迎フリーソフトとなっています。使い方はほぼ同じなのでOSによって選択してください。
これで調べた内容は全部書いたかな? 貴方のカーナビにも無事に曲を入れられたなら幸いです。解決しなかった場合は…他サイト様を巡って自力で何とかしてください…。質問掲示板等を利用する場合はカーナビの型番もちゃんと書きましょうね。
コロナ禍の年末年始は二度目ですね。ウイルスは対策さえすれば然程怖いものではないので、家族と日帰りの長距離ドライブくらいはする予定です。CD追加したら一回全部聞きたくなっちゃいますよね。
今年は寒い冬になりそうなので、みかん買い込んで温かくして過ごしましょう。みかんと緑茶とジンジャークッキーがあれば風邪ひきません(個人的な意見です)。
こんな所でそろそろ仕舞にしましょう、こんな雑多日記ブログですがまた来年もよろしくお願い致します。
では、また(・ω・)ノシ