とうとう、うちのPSVitaさんのスティックが逝ってしまいました。
何やら2000シリーズは仕様でスティックのネジ止めが1本になっているせいで、操作していないのに勝手に動く不具合が出るそうで。とは言え、ほぼ全てのコンテンツが撤退し更新もない今、よくここまで無事に動いてくれたと感謝すべきでしょう。
と、いう事で、我がVitaのメインゲームであったマイクラを他端末でやらねば、となりまして。
折角なのでパソコンでしかできない噂のMODとやらで遊びたいなぁ、となりまして。
(正確には今はスマホ版にもMODと同様の効果を持つ『アドオン』という代物があります、種類は少ないですが、マイクラアプリ本体の価格が安いので気軽に始めるならこっちがおすすめかも)
近所のケーズデンキに奇跡的にJAVA版のプリペイドカードがあったので、この度ダウンロードいたしました。
で、本題です。マインクラフト本体のダウンロード方法は他サイトでお願いします。今回久し振りに筆を執った理由はこの後ですから。
MODの導入でてんやわんやした記録あれこれ
下記の情報は、自分のパソコン環境下での話です。Windows10、Intel i5-10210U、RAM8.00GBのノートPCです。条件が違えば異なる現象が起きる可能性がある事をご了承ください。
また、MODの導入は公式にサポートされたものではありません、バグやデータ破損が起きても自己責任でお願いします。
パソコン使い慣れてるし、一時期プログラミングも齧ったし、これくらいよゆーよゆー、とか思って酷い目に遭ったので、もう一度セッティングしなきゃいけなくなった時の自分用、またこれからマイクラ始めたい皆さんが同じ轍を踏まないように書いておこうと思いました。
なんせ特定MODの入れ方を書いているサイトは数あれど、複数MODを入れる際に大事な話をしている場所がなかなか見つからない!
実はマイクラ起動前にやるべき準備がたくさんある!
『バージョン』、普通に聞きなれた言葉ですし、アプリのアップデートとかよくありますし、何の事はない、数字が新しい方が機能増えてていいじゃん、とか思いますよね、自分は思っていました。
マイクラにMODを入れるにあたっての、最重要ワードです。
バージョンが変わると、当然毎回変更点があります。MODも当然それに合わせる必要があります。
大事なのは、MODとは有志が個人的に作っているものであるという事。
公式と違って、アップデートが頻繁に行われるわけではありません。
つまり、対応バージョンが飛び飛びだったり、更新が停止していたりするのです。
・まず最初に、絶対に入れたいMODを書き出しておきましょう。
動画で見たあの機能が使いたい! というものが皆さんあると思います。出来れば優先順位を付けて、それが何というMODなのか調べ、対応しているバージョンを確認しておきましょう。
おそらく一番重要なのは、『Forge』と『OptiFine』、これらは前提MODとされる事が多く、他MODの準備として入れなければならなかったりします。しかし、この2つの対応がなかなか難しい。バージョンだけでなくその後ろに続く数字も一致していなければなりません。
ここに気付くまでに1てんやわんや。
対応表ですが、他サイトでまとめてくれている方がいます。時が経つにつれて変わっていく情報なのであえてリンクは載せません。『Forge OptiFine 対応表』で検索してください。
さて、この2つを入れる前に。先程の「絶対に入れたいMOD」を確認しましょう。
それぞれの対応バージョンを照らし合わせて、ここだ! と決めたら、それに合わせたForgeをダウンロードします。
(Forgeは別に複数入れても問題はないのですが、PCスペックが心配なので容量を増やさないように必要最低限になるよう気を使いました)
自分は「複数MODの照らし合わせ」を行わなかった為、いくつかのMODを諦める事になりました。だ、大丈夫だもん…元々Vitaではバニラ環境だったんだから、何も入れなくたって建築できるもん…と言い訳していますが、もっとスペックの高いパソコンになったらちゃんとMOD盛り盛りで遊ぼうと思います。
さて、Forge導入の際に、1つ引っかかった事もメモしておきます。インストールでエラーしました。初歩的ミスです。
・PCに入っているJavaのバージョンを最新にしておこう。
自動更新にチェック入れていたはずなのに更新されていませんでした…手動で最新の状態にしたらエラーは出ず、無事にインストールされました。
ここから、本格的にMOD導入の手順を説明していきますが、ちょっとメモを。
%appdata%
マインクラフトのゲームデータ(セーブデータやテクスチャ等々)が保存されている場所です。隠しフォルダで見つけづらいので、タスクバーの検索欄にこれを入力して開きます。短いのですぐに覚えられるかもしれませんが、慣れないうちはコピペの方が早い可能性も。
では、Minecraft Launcherがインストールされている前提で話を進めます。
起動構成、というボタンを押すとこんなページになります。アイコンを変えているので見た目は違いますが、先程インストールしたForgeが表示されているはずです。
カーソルを合わせると、右側に「編集」ボタンが出ると思います。この時に「削除」が同時に出てこないと後々困るそうなのでそれも確認しましょう。
こちらが編集画面。手前でも言いましたが、MOD使用によるデータ破損等は自己責任です。念のため、最初から用意されたフォルダではなく、新規にフォルダを作成しましょう(画像内のフォルダ名は自分で付けたものです、分かりやすい名前にしておきましょう)。参照ボタンから開いた先でも「新規作成」と編集が出来るのでここで進めて大丈夫です。当然%appdata%で開いたフォルダでも編集できます。
設定が完了したら、マインクラフトが無事に起動するか、プレイボタンを押して確認しましょう。
MOD導入では、面倒くさいですが、1つ入れたら1度ゲームを起動、ちゃんと動くかどうか確認しながら進めましょう。
一気に入れて、動かそうとしたらクラッシュした、どれが原因か分からない! なんて事にならないように。必要な手間です。
無事に起動出来たら、フォルダ内に下画像のようなファイルが生成されているはずです。
ゲームを起動しないと出てこないフォルダがたくさんあるのでまず一度マインクラフト本体をプレイしましょう。要らないセーブデータは後で消せるので大丈夫です。
「mods」というフォルダがありますね、次からはここに入れていきます。
対応するOptiFineを導入します。このmodsフォルダにそのまま入れるだけでOK、のはずなのですが、ここで2てんやわんや。
対応しているバージョンのものを入れたはずなのにクラッシュ、起動せず。
原因は、コントローラーでした。
PCゲームのキーボード操作が苦手なので、マイクラ用にコントローラー(ホリパッド)を購入、動作チェックのために接続していました。英語が読めないのでクラッシュ原因が分からず、ファイアウォールを停止してみたり、そもそも別バージョンのForgeから入れなおしてみたりしましたが、USBを抜いて起動したところ嘘のように問題なく作動。
これに関しては何が引っかかってエラーしていたのか理解できていませんが、同様の現象が起きた方のためにメモしておきます。
MOD導入でエラーしたら、接続している端子を抜いてみよう。
英語が出来ないなら、エラーの時に出た文面を丸っとコピーしてググろう。
後はMODをダウンロード、フォルダに入れてマイクラ起動、確認、の繰り返しです。クラッシュしたら、バージョンがあっているか、その時点で入っているMODとの競合がないか、同じ不具合が出た人がいるかネット検索で確認しましょう。
MODの代表格ともいえる「影MOD」を導入した時の話も。
今では「シェーダー」と呼ばれ、先程の画像内『Shaderpacks』と書かれたフォルダに格納するものとなっています。
このシェーダーですが、パソコンとの相性がありまして。これ入れたい、バージョンも大丈夫! でも起動すると正常に表示されない、という事があります。
先程安全のために別フォルダを作りましたが、シェーダーによってはminecraft.フォルダにも同じく入れないと動かないものもあるそうです。
切り替えが簡単なので、いくつか見繕ってちゃんと動くかどうか、またカクつきの確認をしっかり行いましょう。こちらは一気に複数入れて大丈夫ですよ。
自分が導入したMODの紹介をさせていただきます。
・Minecraft Forge
前提MODと呼ばれるもので、多くのMODの基礎として導入する事になります。
http://files.minecraftforge.net/
また、別の前提MOD「Fabric Loader」というものもあり、そちらを必要としているMODも多く出てきているので確認しましょう。ForgeとFabricは共存できない事にも注意です。
・OptiFine
軽量化MODと呼ばれるものです。こちらも多くのMODの前提MODとなっています。特にシェーダーを入れる際には必須です。
https://optifine.net/downloads
・飯mod(旧竹mod) 製作者:ruby様
バージョン1.14を選んだ理由です。これだけは絶対に入れたかった。畳! 襖! 桜!
https://forum.civa.jp/viewtopic.php?t=279
旧フォーラムが潰れてしまったので、現在はこちらで配布されています。旧バージョンも置いてくださっています。ありがたや。
・Xaero`s Minimap 製作者:xaero96様
画面にミニマップを出すMODです。自分がめちゃくちゃ迷子になりやすいので入れました。ワールドの広さに制限がないJAVA版、統合版ではマップ系MODの導入がおすすめです。
こちらは前提としてForgeの導入が必要です。
・MrCrayfish`sFurnitureMod 製作者:Mr_Crayfish様
家具が増えます。とっても増えます。建築用に入れたMODです。デフォルトのブロックで試行錯誤するのも良いですが、ソロプレイでリアリティにこだわるのならこういったMODを入れると世界が変わります。
https://mrcrayfish.com/mods?id=cfm
・Fairy Lights Mod
イルミネーションのような照明を追加するMODです。建物の飾りつけで使おうと思って入れました。今後のブログで活躍の場があるはず…。
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/fairy-lights
・Controllable 製作者:Mr_Crayfish様
先程のミニマップと同じ製作者様の、マイクラでPS4コントローラー操作が出来るようになる便利MODです。
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/controllable
マイクラをコントローラーで操作する方法としては「Joy to key」が有名ですが、我がパソコンでは右スティックと左スティックが同時に使えない、移動と方向転換を別々にしなければならないという微妙な操作性の悪さを見せまして。ホリパッドはPS4で作動するコントローラーだったので、このMODが使えるのではと入れてみたところ大正解。滑らかな移動操作を実現してくれました。自分でキーを割り振る事は出来ない、一部操作をキーボードで行わなければならないといった点はありますが、何と言っても反応が良いのでアクション性を重視するならおすすめのMODです。
さて、最後に『バージョンの差』について少し話をしましょう。どのバージョンを選んだらよいか、に関わる事です。
マイクラは、バージョン1.8の前後で大きく仕様が変わっています。
このバージョンでは「メタデータの廃止」が行われました。
メタデータって何ぞや? という方。簡単に、実装されているブロックの他に空きブロックがある状態、と思ってください。
MODは、完全に新しいブロックを追加するものです。
それに対し、既にあるブロックの見た目を変更するのがリソースパック、テクスチャパックというもの。
この見た目変更、空きブロックに当てはめる事も可能でした。それ故に、1.7.10以前のバージョンに対応したリソースパックにはMODのようにアイテムが増えるものが多々あります。
人によっては、MODではなくリソースパックの方に欲しいアイテムがある、という事もあるでしょう。
最新バージョンにも対応して! と言いたくなるでしょうが。
リソースパックとMODでは、製作難易度が段違いです。
大人しく旧バージョンのマイクラで遊びましょう。
というか、この仕様変更のせいでアップデートせずに遊んでいる人が多く、1.8以前にしか対応していないMODもたくさんあります。
需要の問題、製作者のマイクラ環境の問題で対応MODが限りなく少ないバージョン(例えば1.13とか1.14とか…)もあります。
マイクラでどういう風に遊びたいのか、最初から完璧にイメージするのは難しいでしょう。ですが、大型建築をしてから、やっぱり別のバージョンで遊びたかった→ダウングレードしたら昔のバージョンでは存在しないブロックで消えてしまった! なんて事が起きないように。せめて「バージョンを下げる」という事態が起きないように、しっかりと下調べをしておきましょう。
…違うバージョンを別フォルダで作成して、セーブデータをコピーしてお試し起動して確認すればいいだけなんですけどね。それもノートパソコンじゃなくてデスクトップでやれば余裕なんですけどね。
メモの内容はこれくらいかな? 多分書き忘れはないはず。
次回から、ゲーム内の開発記録を物語付きで載せていく予定、です。
最近あっちやったりこっちやったりしているので、準備に時間がかかりそうでいつの更新になるかわかりません。建築よりその他資料の作成が…未だ手付かずで…(;^ω^)
いつものように気長にお待ちくださいm(__)m
ではまた、そのうちお会いしまし(・ω・)ノシ